UX Kansai「よいサービス・製品のための、UXデザインの考え方」、ラーニングバー & UX Kansai セミナー

2月10日はUX Kansaiセミナーに参加しました。

最初に岡村製作所のショールームを見学したのですが、上下昇降可能な机
が発売されことを知りました。テレビでも一部の企業が立って会議するとか、
確かに座ってばかりでは体に良くないし、体格も人によって異なり、最適な
高さに調整するのはなかなか難しいと思う。椅子は上下可動するものの、
机は容易にはできなかったので昇降できる机はなるほどと使って見たいと思った。

ショールームの見学の次に浅野先生と人間中心設計の専門家のクックパッドの
倉光さんが登壇され、UXデザインのお話されました。浅野先生のお話は先日近大
で聞いたものを思い出させるものでした。小林一二三モデルつまり私鉄経営モデル
について先日も話されていましたが、学校、病院などのコンテンツを充実させる
アプローチやホームビジッド調査のお話などはより鮮明に思い出しました。
倉光さんのお話では仕事を進める上でUXという言葉はあえて使わない。後から
イロイロ考えてこのこと重要だと感じました。

その後、ラーニングバー。私たちは「インサイトを知る」ということをテーマに
5人が集まってグループを話し合いました。私たちのグループは自己紹介も
ほとんどせず、時間が限られていることもあり、話し合いを始めました。
インタビューだけで十分かという話から先ほどのお話の中でユーザーは本当のこと
を言わないという言葉を思い出し、どうすれば良いのかということマーケティング
はスナップショット、インサイトはコンテキストがわからないといけないというこ
とで、どうすれば良いのかと言うことになり、ペルソナの設定がと言うことで、話
し合いの時間が取れ、グループの発表。リーダーみたいになったので説明し浅野先
生からの質問は、どうやって対象を決めて調査するのか?調査の重要性についてコ
メントがありました。時間はあっという間に過ぎました。頭の中で整理できたよう
な、しかしまだ気持ちいい感じで、ちょっとモヤモヤ感が残っていました。


翌日の2月11日午後1時から6時過ぎUX Kansaiのセミナー10回目の最終回。
今から振り返ると前日の浅野先生のコメントが意味することが大きいことに気づき
ました。

私のグループはペルソナを変えた(30代前半の女性から38歳の男性)ので、
バリューシナリオ、インストラクションシナリオ、アクティビティシナリオをもう
一度作り直し、前回作った、ワイヤーフレーム、遷移図をProttに取り込み、
サービスサファリで評価を行い、改良して、最終プレゼンというのが今回の流れ。

私たちのグループはしまなみか海道で行うトーレニングプログラムの中で
オリエンテーリングを入れて、チームビルディングを行うと言うのが目的。

サービスサファリを始めると早速グループでやっていると最初からおっとここは
おかしいと言うことが出てきました。例えばオリエンテーリングの道中ではグル
ープでは喋って打ち解けるとなっていますが自転車で行けばそれは難しい。時間
を競っていれば無駄口を話さないはず。自転車のスピードも同様で自転車に乗れば
グループのメンバー同士の会話が少なくなる。こんな感じで実際に体感するとおか
しいということが明らかになり、そこから変更などを行い、より現実的に使える
サービスにしました。





最終プレゼンでは全体的な説明を加えていく必要があるので、背景から説明して、
発表しました。




結果的としては、ぺルソナの設定、すなわち調査をどうしたのか、そこがおかしいと
どんどん修正がきかなくなる。最初の設定したペルソナと変更したペルソナ、随分
違ってきたので、提案内容も変わることもさることながら、本当にこれで課題が解決
されるのか、そのためには調査が十分だったのか?

構造化シナリオの進め方(手順)はわかったけど、構造がきちんと理解できたのか
振り返ると。。。。
倉光さんが言われていた「UXという言葉」を使わない。金曜の会場にも来られていた
知り合いのOさんのことなどもいろいろなことが頭の中でグルグルしていました。
リフレクション(内省化)大切だと感じます。今回のセミナーは後半6回目から
受講していましたが、学びを実感できました。

浅野先生やこのセミナーを運営スタッフそして同じチームのメンバーの感謝します。





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