「べっぴんスタイル」なオープンデータをつくろう!」

今回、神戸市職員で以前から知っている長井さんを通して、「べっぴんスタイル」なオープンデータをつくろう!というちょっと長い名前のワークショップへゼミ生が参加しました。

1グループが5〜6名で5つのグループ、メンバーの構成は女子大生、神戸市の女性職員、企業から参加された女性社員と参加者が全員女子でした。全体のファシリテーターとしてヤフーの伊東さんがワークショップの進行を行いました。

オープンデータのタグ付けを第一部で行い、第二部では女子旅の観光コースを考えるという構成でした。


まず、長井さんのオープニングで始まり、次にオープンデータとは?という説明がありました。話が硬くなるので、なるべく柔らかく話そうと導入部分を工夫されている様子がうかがえました。そしてオープンデータのタグ付け、データの数が多くて大変そうでしたが、どのグループもタグ付けをドンドンこなしていき、グループによっては賑やかに話し合いながらタグ付けをしていました。タグ付けされたデータはパソコンに入力され、第2部の間でヤフーの田村さんが入力されたデータを可視化すると言う手順でした。


    


アイスブレイクを挟んで、第2部では女子目線の観光コースを作ろうということで、まず初めに作業を進めやすいように簡単にペルソナやカスタマージャーニーマップについて説明があり、それから約1時間ほど作業した後、各グループ別の発表がありました。

最初の頃は少し静かなグループもありましたが、後半はどのグループも活発になり、グループでつくった観光コースもそれぞれが上手く工夫していました。興味深かったです。ひょっとするとfeelKobeで紹介している観光コースの一つになるかもしれません。

     

今回のワークショップは観光のポイントがコンテンツであり、そのコンテンツを増やしていけば観光コースというコンテキストになる。更に目指すところがサービスデザインなんだなと思いました。

オープンデータを利用してサービスデザインを考えていく。興味深い取り組みです。オープンデータと一見取り組むのが難しそうなものも身近テーマかつ共感できるようなテーマにすれば活発にグループワークできるということを今回のワークショップが示したと思います。グループのメンバー間での学びや気付きもあったと思います。そういうものを振り返って大切にしてもらいたいです。


     


ゼミ生にとっては初めてだったので、次回のゼミでは全体の流れとか次の展開として考えられることなどの説明が必要かなと感じました。



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