2017年を振り返って

2017年も残すところもう少しです。この1年を振り返ってみました。

3月は神戸市のオープンデータを使ったワークショップ「べっぴんスタイル」なオープンデータをつくろう!にゼミ活動として参加しました。日程的には32日という時期だったのですが、ほとんどのゼミ生が参加してくれました。これまで春休み中のゼミ活動はなかなか困難もあり、どうして進めるのか漠然としたものはあってもなかなか進まず、このワークショップがこれを考えるのに良い機会になりました。

3月は「第1回教育改革推進フォーラム」を実施しましたが、ちょっと恥ずかしかったのですが、実行委員長になりました。プログラム作りから実施、最終の報告まで行いました。同時に発表者であり、パネラーでもあり、ゼミ生にも手伝ってもらいながら、まあまあうまくいったと思います。ただ、当日は雨の中を須磨キャンパスから会場の三宮キャンパスまで物品を運ぶのに四苦八苦しました。普段は、先生方の教育実践が一つ一つの点のような状態がフォーラムになるとそれが線のようになっていくのだと感じました。

その翌日には日本をたち、インドネシアのバタム島に行き、UIBでの先生たちの前で話をしました。その都度、質疑応答を受け付けてやっていたのですが、結局2時間以上話をしていたみたいです。事前にいろいろ聞いていったので、評価にBatam Island Campというプログラムでルーブリックを事前に作って準備はしました。ある程度の理解はしてもらえたと思います。

7月のPMI日本フォーラムは今回は参加のみでしたが、研究のネタになるヒントをもらえたと思います。フォーラムが終わり、8月に入ると、私情教、アジア地区家政学会、PMI日本支部教育国際化委員会と2日間で3つ話をすることは全く意図していなかったのですが、そんな日程になり、これもきつかったです。学期が終了してすぐだったので、準備に時間をあまりかけることができなかったのですが、振り返りと時間の有効活用という点では学ぶところが多かったです。

11月から12月にかけて、インドネシア・スマトラ島のブキット・ティンギ、ドイツ・ミュンヘンでのProMAC2017での立て続けに発表しました。ProMAC20174年連続でメンバーになっている関西支部ソフトウェア研究会の発表もありました。インドネシアやドイツでオーストラリアやシンガポールの先生といろいろ意見交換ができ、今後の研究でも共同でできるようなことを探って行きたいと考えています。ミュンヘンではイギリスの大学院で学んでいたときの友人に10年ぶりくらいに会うこともできました。



11月末には神戸市水道局様が主催して「水みらいミーティング」を開催しました。午前の部でゼミ生が企画してワークショップを実施しました。学生が主体で考え、行動してくれました。この企画を通してゼミの運営の方向性について学ぶべきことが多かったです。

後期は学外での集中講義があり、余計に忙しかったです。対象が法学の大学院生であり、使用言語が英語だったこともあり、準備も時間がかかりましたが、こちらも準備から実際の授業でも楽しかったです。授業終わった後、学内のカフェでもいろいろ話をする機会があり、学部生と大学院生の違いなども感じました。

論文はマレーシアの先生と一緒に出したのがアクセプトされ、私情教に提出したもの、ProMACに提出したProceedingものでした。11月と12月は特に忙しくて、休む暇もなかったです。質的な面を考えればもう少し選択と集中が必要だったとかと思いますが、周りから助けられたので自分一人では何もできなかったと思います。2017年は研究のテーマも柱が明確になった年だとも思います。2018年はさらに飛躍させたいと考えています。また今年いろいろ情報交換や相談に乗ってもらいながら進めてきた国内外の先生との共同での研究にもつなげていきたいと思っています。

日程がたまたま重なりきついこともありましたが、2018年はブログの更新を怠らないようにしたいと思います。



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