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授業見学にいきました。

 学内では授業公開を行っている先生もおり、6月19日(月)に教育学科の谷山先生が担当する「教育相談」という教職科目の授業見学に行ってきました。教育実習に行ってきたゼミ生にも声かけて見学して来ました。彼女は先週まで教育実習に行っており、ちょうど帰って来たところなので、授業を見学してもらうことで新たな気付きがあればと思い声をかけました。見学に伺う谷山先生にも許可をいただき、2人で参加しました。 しかし私が別の学生と話があり、10分ほど遅れていきましたが、今回のテーマは「構成的エンカウンター」です。導入部はちょっと見逃したのですが、教室に行くとアイスブレイクをやっていました。アイスブレイクは学生がグループで活発に話し合うような雰囲気をうまく作り出していました。 その後、本番のロールプレイ、各グループで役割を決め、グループ内で川遊びのプランを通して自己主張、他者理解していく内容です。同じグループで役割を変えて、2回しました。ロールプレイが終わった後、各グループで進めた方や気づいたことなどについて発表をしました。谷山先生の授業、先日の実習先の研究授業、更に私の授業の3つを比較しながらいくつかの気付いた点について述べます。 ・ タイマーを使って、比較的短い時間で次々に質問をして、回答する。 ・ ロールプレイだったので役割は明確であったので、何もしない人はいなかったが、全体の雰囲気が友好的だったのでディスカッションでもフリーライダーはあまり出てこないように感じた。 ・ 机間巡視しながら、おっと思うものは拾い上げていく。 ・ 内容は楽しいものにしつつ、気付きから抽出されるポイントとそれがどのように応用できるのか明示することで、意味づけ(教育相談が意味すること)がわかる。 一緒に行ったゼミ生は自ら授業を行い、その難しさを感じたところもあり、自分が教壇に立ったことを想定して授業を見学していたと思います。授業を受けていた時とは違う観点から授業を見れたと思いますし、今後これを生かしてほしいと感じました。

New Education Expo 2017 in 大阪 (6月16日)

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 6月16日、17日に開催されているNew Education Expo 2017へ行ってきました。今回、教育工学会の案内を見て17日に参加しようと思っていたものの、16日にもイベントがあったので、セミナーを16日と17日それぞれ2つ選び行ってきました。16日は 学修成果のデータ活用~ラーニング・アナリティクスならびに大学経営・運営の観点から~ と 事例で考えるアクティブ・ラーニング の2つのセミナー参加してきました。          最初は京都大学緒方先生、明治学院大学伊藤先生の先生方が登壇し、ラーニング・アナリティクスと学修成果の可視化についてのご講演でした。実を言えば論文書いたり、助成金の申請する前にいろいろ考えているのですが、最近で自分の中でカリキュラムは誰のために作られているのか?それについて考えています。カリキュラムは当然学生のために、こんなことを学んでほしいと思いを込めて考えた上で作成しています。しかし、本当に学生の立場に立って考えられているのかどうか容易にを答えることはできないです。例えば、クラスの中に学力差が大きい時はどこに合わせるのか。また、学生のやりたいことだけやれば良いのか。突き放すことも時には必要だとか。普段から学びというサービスをどのように提供するのか考えています。成果という点では単に報告書や成績だけなのか。またプロセスや成果の可視化といっても誰にとっての可視化なのでしょうか。  最近IOTなども含め、ビッグデータについて話題になりますが、データ自体は多くのデータが収集されています。そのデータを活用するためには分析が必要になります。しかしそのデータが分析する際、構造化されたデータがシーンの活動を促進する視点(サービスデザイン的な視点)で分析がなされていないのではないかということが課題であると伊藤先生が問題提起をされていました。  私自身も学習ログを取るけど、どう可視化すれば良いのか、学習者の立場にとって、大学にとって、学生を採用する企業にとって視点が異なるのではないということをここ半年ほどずっと考えています。   また、伊藤先生がおっしゃられていた文科省で言われている3ポリシー(アドミッション、カリキュラム、ディ